過去に2度、初期で流産をしています。
結婚したのは32歳の時だったけど、結婚と同時に私が転職をした為、仕事に慣れるまで数年かかるかな?という勝手な思いから、妊活はせずにいた。
1度目の妊娠は、1年9ヶ月前の36歳のとき。妊活(いわゆるタイミング法)3ヶ月目で、妊娠検査薬が陽性に。お正月だったので「今年は良い1年になりそうだ🥰」と、ワクワク。
ひ孫を楽しみにしてくれていた、大好きな祖母が他界して2ヶ月後のことだったので「ばぁちゃ~~ん😭!」と、感極まったのを覚えている。
●2020年1月7日
初めて、妊娠確認のため婦人科へ。「胎嚢は確認できたよ。最終生理日からすると妊娠5週目だけど、4週目くらいの大きさだね」という診察結果…
2週間後にまた診てもらうことになったが、この期間は流産が最も多い時期らしい。ネット検索魔になったことは、言う間でもない。長~い2週間、信じるしかなかった。
●2020年1月17日
仕事の都合で、少し早めに受診。出血も少しあった。お腹の赤ちゃんは、育ちが更に鈍くなっており「切迫流産」の診断。
「切迫流産」は、赤ちゃんが子宮内に残っており、流産の一歩手前の状態。少量の出血や軽い腹痛がある。
切迫流産では妊娠継続が可能と言われているが、診察後は、生理2日目のような出血と時々腹痛が、2週間ほど続いた。「私、流産してしまうんだ…」と実感が沸いた。
そして ある日突然、胎嚢が出てきた感覚が。ちょうど仕事から帰宅し、マンションの入口に入った時。トイレに入り、生理ナプキンを見て、これだな…と自分でもすぐ分かった。それまでのお腹の張り・違和感が、スッと無くなったから。
5分くらい、一人トイレで胎嚢を眺め、トイレットペーパーに包み、手を合わせて流した。2ヶ月お腹の中で頑張ってくれたこと、そこまで大きな不調を感じないまま、自然に出てきてくれたことに感謝して。
2ヶ月だけど、お腹の子の無事を毎日願い、どんな子かな?と想像したり…これも母性だったのかな。
●2020年1月24日
胎嚢が出た翌日に、婦人科を予約。子宮の中は空っぽになっていて、「完全流産」の診断だった。
1週間安静にと言われたが、通常通り仕事をした。流産の悲しみを引きずりながら仕事をするのは辛かったけど、仕事のおかげで気が紛れたのも事実。
早々に妊娠報告をしていた実母は、「子供は親を選んで来てくれるから、縁がなかっただけだよ。また、あなた達から学びたいという子が、きっと来てくれるよ」と電話で言ってくれた。
その時は、悲し涙か嬉し涙か分からないけど、母の優しさに救われた。
夫も「また頑張ろう!Roeちゃんの体調が無事なのが一番大事だから」と言ってくれた。
家族の支えに、感謝した。私は幸せ者だと思った。
コメント